北からの氷の便り来て新聞のツアー旅行が賑やかになった一月の始め、前から友人に聞いて感動 したという流氷を見に行こうと考え始めていた、妻と相談すると「寒い所はいやだ」「海に落ちたら 死んじゃう」なんてあまり理由にならない理由で抵抗してきたので急遽暖かくて近い台湾に行く事に 決めてしまった。 ならば台湾は温かいので今が良いという事で安い一月末にと計画を立てた、全く台湾の俄か知識 を得る為近くの図書館から旅の書を掻き集めてきて調べて見た、12月に中国に行ったばかりなので同じ 所に行くような気がしたが まあ良いや!と気持を切り変えた。 先ず私達は台北空港に向けてキャセイ航空の機上の人に なったのはもう午後三時を過ぎていた、これから約三時間半の辛抱だ!と色々な新聞と雑誌を集めて 乗り込んだ!何かしていると早いもので台北空港に着いた時は もう夜の8時になっていた、日本との時差は1時間有るのだ。 空港には50人乗りのDXバスが迎えに来ていたが一行はたったの15人だった、私達はその足 で今夜の宿泊先のホテルに向かった。ホテルで先ず迎えて呉れたのが真っ赤な 迎春納福の飾りだった、そうだ台湾は旧正月が有名だったのだ、、、台湾では「清」の年号を使って 今年は89年だが矢張り西暦2000年ははパンチが有るのかこちら でも使われていた。 部屋の鍵を受けとってエレベーターに向かった私達を迎えたのがなんと さかさまの福と春だった、まさか間違えたはずは無い、なんとか福は福が下がってくるというのかな? と判ったが春は何かな?と翌日現地ガイドに聞いて見たところ意味は、矢張り春が直ぐ来るという 意味だとのことだった。★夜の屋台街★ 部屋には入ったが今日はまだ楽しいイベントが残っていた、それは基隆の屋台街の見学だった、 取り敢えず荷物を置いて直ぐ私達はフロントに集合した、話しに依ると台湾の店は夜は10時まで 何処もやっているのだという、まだ9時には少し間があったが早く行かないと!と気が急いていた、、 皆も同じ気持だったのか直ぐ全員集合となった、バスでほんの7,8分のところに 屋台街はあったのだ。 正に人、人の群れで、店は普通の店の前に張り出して通る所も狭くなっている、本当になんでも 食べられる、勿論普通の餃子とか、うどんのような物は沢山あり皆な適当に立ったり座ったりして 楽しんでいるその他果物や飲み物も色んな種類のものが見られた、 皆もなんとか推定できる看板で品定め、私も先ず粽とおぼしき物に目を着けて 買ったて見た、ここでは食べながら歩いても全く問題無いビニールに入れて貰い箸も貰って食べ ながら歩いた、味はまあまあだった。 ここ基隆の屋台の珍しい食べ物は紅焼とか云う鰻の蒲焼のような物と大きな鍋の回りに小麦粉を溶いた 物をへばりつくように撒いて固めたすいとんの様な物で買ったら汁と具を別々のビニールに入れてくれた、 ホテルに帰って食べたが中々美味しかった。 少し横に入ると魚なども売っており、日本の簡単な寿司も 結構売っていた正になんでもありだ!これは日本で云うカワニナという貝に似ている、 辛さが3種類有る、殻ばっかなのにどうやって食べるのか疑問である! 約40分位、はぐれない様にガイドさんの後ろにゾロゾロとついて回ったが、時間が許せばもっと ユックリとあちこちつまみ食いしながら廻って見たいという願望が強く感じながら屋台街を後にした、 10時を廻っていたが未だ人通りは衰えることなく続いていた。★基隆と中正記念公園★ 昨夜は僅かな小雨であったが今日は晴だった1年のうち200日は雨が降ると云う雨の多い基隆に してはラッキーだ宿泊した長栄桂冠酒店のレストランは8階で基隆の港町が眼下に展開していた、 台湾最大の北の貿易港は今でも活気がある元々台北より賑やかだったが空路が出来てから 台北が主導権を完全に奪っていった。 朝食は最高だった、卵だけでも5種類選べるような4、50品目のバイキングは全部味見は 出来なかったがとても美味しかった、私は中華粥を具入りを選んだがこれが又当たりだった。 今日の最初の目的地は中正記念公園だった、中正とは聞きなれないが蒋介石の渾名との事 この公園は基隆港の海の安全の為に作られたもので港を見下ろす丘の上に建立されている。 これは全景ですが台湾のお寺のの特徴である黄色い屋根の建物等と観音様等である、 元は同じ国であるが門などお寺の作りは少し違っているが元々中国は広いので色々あるのだろう、 ここの観音様は基隆港の方を向いて立っていて中は階段があって胸まで行けるが途中の 壁には色々な観音様が飾ってあって途中の丸窓から光を取り入れている。 入口の所にある恵比寿さんの像は小人が乗っているのが面白い、後ろのお寺はどうも縁結び の神様らしい中には典型的な祭壇があり信者の姿も見えた。 私達は次なる目的地「九扮・きゅうふん」に行くため駐車場のバスへと急いだ。・・・・・その2「九扮、タロウ渓谷、に続く・・・・・
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