麗しの島台湾その3

宝石の芸術品 台湾の食 アミ族民族舞踊

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★宝石の芸術品★

  タロコ渓谷の素晴らしい景色の興奮もまだ冷めないうちに昼食の為にある石材加工店に寄った、
ここには食事だけではなく土産物屋や宝石で作られた数々の芸術品が飾られている博物館があった、
約30点ほどの彫刻が展示してあったがどれも素晴らしいものばかりでした。

 これは紫水晶の色を葡萄に見たてて緑の葉っぱを石の色で表現した見事な作品でした、本当に
素晴らしく欲しかったけれどとても買える価格でもなく諦めざるを得なかった。このお魚は簡単な様ですが
鰓の所が色がつき、更に背鰭の所が巧く石の縞と合って見事な色の配合をしている、これらを見ると
加工する石細工師は先ず素材の石を眺めてこれからどういう風に作れば目的の彫刻と石の模様とが
合うか考えてから加工始めるのだろうけれど石の模様が内部でどう変化しているかは外観からの判断は
かなり難しいと思われるので相当な判断を要求される事になる大変な決断だ。

 この馬は唐の唐三彩の様なみごとな色彩でもう少し緑が鮮やかならば文句なしという美しさ
で力強さを感じる作品だ、この花蓮という土地は数々の優れた玉石を産出する土地として有名である
との事,そう言えばあちこちに採石場が点在しているのを見受けた。
 この作品はアロワナを模して作られたのだろうが石の見事な横縞な模様が美しいラインとなって
魚の縞模様を再現している逸品であった。

 この他色々な石の模様を活かした彫刻とか、石で作ったテーブルやら装飾品の数々が広い敷地の
あちこちに有ってお金さえあれば本気で送ろうか?という気持にさせられる所だった。

★台湾の食★

 石の博物館の庭に出てみるとなんとそこには何とパパイヤが生っているのが目に入った、八手の様な 葉っぱが面白い、更に探して見ると今度はこのような丸いパパイヤがあるのが判った、どう 違うのだろうか聞きそこなってしまった。又そこにはバナナが生っていた、ご存知だと思うがバナナ は上向きに生るのがとても面白い、重いので下に下がるような気がするのだが、、このまま木で黄色く生った ものは本当に美味しいものだ,此処ではなかったが街道で売っているところでバスを止めて買ったバナナ は皮はもう茶色に近く変色していたがとても日本では味わえない本当のバナナの味だった。  食べる話が出た所で台湾の食べ物について少し話をしてみよう、昨夜アミ族のショーを見に行く前に この海鮮餐廳というレストランでミニ龍蝦海鮮料理を楽しみました。  この海鮮料理は名前の通り豪華な物だ、これはワタリガニ>の茹でた物だが一人半分つづで あったが日本の物と少し違う濃いい味がして中々のものだった。これは何か鱸のような魚で淡白な 味付けでサッパリした塩味の風味が美味しかった。  続いて出てきたのが立派な伊勢海老だったこれも単純に茹でてあるだけの物だがお醤油ベース のたれにつけて食べると素材を活かした味と新鮮さの為にとても良い味がした、これも一人半分づつ 食べさせて呉れた。 この他は定番の前菜、焼きそば,焼飯、色々な炒め物,等が次々と出てきてお腹 一杯楽しむ事が出来素敵な夕食であった、安いツアーなのにこんなに良い食事を出して採算が合うの だろうか?と余計な心配させられる食事だった。  ついでに話を別の日の夕食でだされた「石鍋料理」について述べて見よう。 石鍋料理というのは分厚いこのような石鍋をコンロでぐつぐつと煮てそこに色々な材料をいれるもので 日本で云う寄せ鍋のような物で有った、材料は豚肉、野菜、海産物(かまぼこのような物)とかお団子 のような物などなんでも入れる様だ、それを辛味のある2種類のたれに漬けて食べるスタイルである。    最初に入れた中身が煮えるとそれを各自の取皿に取り、分ける、そしてその後の汁だけの鍋の中に ご飯を入れて醤油をたらしておじや風にして暫らくグツグツ煮て食べる,いろんな味が出ていて凄く味が 濃くダシも良く効いてたっぷりと楽しる代物だった。  食の話のついでだが旅行中あちこちでウーロン茶のサービスが有った、我々がイメージしているウーロン茶 の飲み方と少し違っている、ウーロン茶をいれるのは凄く小さな急須で小さな茶碗に入れて呉れる 1ヶ所だけではなく何処もそうであったから普通の飲み方なのか?そして最初のお湯は全部捨ててしまう、 2回目からが供応される、お茶はたっぷりといれておきお湯をザブザブこぼれる様に注ぐ、そんなに濃くは無いが サッパリとして渋みのある良い味であるでも何故かとても高い,観光客用の特別値段のような気がする、 ちなみに街のお茶やで計って買うとずっと良い物が選べる様だ。

★アミ民族舞踊★

<  台湾の先住民族は有名な高砂族ですが一口に高砂族と云っても色んな種族がいるという事を知った、 沢山ある種族の中で一番多いいのがアミ族なのだ,その民族舞踊が花蓮には観光用に準備されている。  会場はアミ族固有の円形のパオのような萱葺きの屋根の下に設営されていた、先ず最初は全員の お披露目からから始まった、どこかアメリカインデアンに似ている、アメリカインデアンが黒潮に乗って アジアから台湾、日本,アリューシャン列島を渡ってアメリカに行ったという定説が頷ける感じがする ような衣装であった。  続いて全員の輪舞で踊りが始まった、これもインデアンの踊りを彷彿させる、ついで女酋長の後方の太鼓 ベースの民族歌謡に合わせて厳かに収穫の祭りが再現された、それに続き色々なテーマの 舞踊が展開され最後に結婚の儀式が行われた、観客に中から婚姻の相手となる男性が選び出され て舞台裏に連れ込まれて衣装まで着せられてしまった、この白い服の衣装がそうです。 一方花嫁も登場したのですが折角の写真が下手なもので花嫁の派手な衣装が映っていません、推察してください。  色々多彩な催し物で旅気分を満喫した我々は今度は空路台北観光へと向かうべく旅を進めたのだった     

・・・・・その4 花蓮空港、儀仗兵の交替式、台北の交通事情 に続く・・・・・
 


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